戦略コンサルファームについて

戦略コンサルファームはその名のとおり、企業における事業戦略や成長戦略に特化してコンサルティングビジネスを進めていく存在です。
国内で有名なのはボストンコンサルティンググループやマッキンゼー・アンド・カンパニーで文字通り事業戦略や競争戦略の策定を行いますが、ITなどのインプリメンテーション領域は一切行っておらず、あくまで戦略工程についてだけクライアントをサポートするのがひとつの特徴となっています。米国では組織変更ひとつ考えるにしても戦略コンサルタントを呼びつけて依頼を行うほど企業はコンサルファームをうまく使いこなしておりマーケットキャップも日本国内とは比べ物になりませんが、国内におけるこうした戦略コンサル市場は想像以上に限られており、ビジネスコンサルティングファームの戦略部門の計上売り上げを含めても1000億に満たないきわめて限られた市場になっているのが現実です。しかもこの市場は徐々にシュリンクしており、戦略コンサルファームにとってはなかなか厳しい経営環境にあることは事実です。
実際こうした戦略コンサルファームを利用できるクライアントの規模要件としては年商5000億円以上で一定以上の利益が確保できていませんとなかな難しいものがあり、かなり限られたクライアントソースでの事業展開となっていることが窺われます。ただ、こうしたビジネスは大きくならなくてもなくなりはしないのが実情であり、今後も限定的ながら継続する業界となりそうです。コンサルファームの市場的にはオールインワンで上流から戦略実現のためのIT実装、アウトソーシングまで面倒みてくれるファームの売り上げが飛躍的に伸びてる状況にあり、コンサル業界自体の事業戦略が大きく変わってきていることを示唆しているとも見ることができるのです。
ただ、戦略コンサルファーム出身者に対するニーズは幅広いものがあり、ビジネスコンサルファームの戦略部門に転職する人間もいれば、一般企業で事業戦略を担ったりスタートアップビジネスの責任者に登用されたりとその活躍領域はかなり拡大する傾向にあります。戦略コンサルファーム出身者はきわめて社会的信用度と期待値の高い存在であることを痛感させられます。

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